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2008年03月28日

はじめてのShade教室~第1.5回~ インターフェイス

早速予定が狂いました^ ^;
まずインターフェイスを説明しないと^ ^;

はじめてのShade教室~第1.5回~ インターフェイス

上図はShadeを立ち上げたときの画面です。
今赤枠のあるところ、ここさえ覚えていれば大概のモデリングは出来ます。

1.ツールボックス
多くのツールがありますが、実際に使用するのは赤枠内の9個です。
それぞれのボタンの詳細はまた後で^ ^;

2.実際の作業画面
透視図部分をはずしたのは、実際ここでも作業は可能なのですが、
空間の位置関係が把握できないと混乱するからです。
面倒でも、上面図・正面図・右面図を切り替えて作業したほうが位置関係がわかりやすいと思います。

3.ファイル
データの保存や読み込みですね。
他のアプリーケーションと変わりません。
敢えて番号を振ったのは、ここからスカルプの出力を行なうからです。

4.レンダリング
実際に作成したオブジェクトを確認します。
レンダリングの内容は透視図がそのまま反映されます。

5.カメラコントロール
ここの枠内はモデリングしたオブジェクトの表面素材や線の基本情報などをボタンを押すことによって切り替えます。
カメラコントロールでは、透視図の状態を変更するために使います。
カメラを引いてみたり、逆にズームインしてみたり。
下から見上げてみたりといったアングルの変更もここで行ないます。

6.ブラウザ
実はここが最も重要な、またもっともShadeらしいインターフェイスです。
実際に作ったシェイプを、ここでの並べ替えや、文字の変更などでよりリアルなものに変化させてくれます。
この説明は本編でやるつもりです。

メニュー関係や実際の操作は本編に任せるとして、
ここではツールボックスの中身を見ていきましょう。

はじめてのShade教室~第1.5回~ インターフェイス

まず左上。
ここで基本の形を選択し、画面上で図形を描いていきます。
大切なのは上の5項目だけです。が、わけのわからない言葉がありませんか?
そう、「閉じた線形状」と「開いた線形状」です。
第一回で「自由曲面」を説明すときに緯度と経度の話をしました。
このときに経線は「円」、緯線は「円弧」という話をしましたね。
この経線・緯線を表すなら「円」が「閉じた線形状」、「円弧」が「開いた線形状」になります。
つまりすべての点がつながったものが「閉じた線形状」
点の両端がつながっていないものが「開いた線形状」と表現されます。
Shadeで作る立体はすべて、この両方の線形状の集まりとなるのです。

はじめてのShade教室~第1.5回~ インターフェイス

作成したシェイプを移動するときに使用します。
重要なのは上の6項目ですが、内容は読んで字の如し。
せん断がわかりにくいですかね。
斜めに変形させるものです。
一番下に数値入力があるように、マウス操作だけでなく数値を入力することで、
回転や移動を行なうことも出来ます。

はじめてのShade教室~第1.5回~ インターフェイス

内容的には移動と同じですが、ここの項目を選択した場合には元のシェイプを残してコピーされます。

図はないですがRepeatです。
項目には数字が記入されています。その数字を選択した分だけ同じ操作が繰り返されます。
コピー時には大変便利な機能です。

はじめてのShade教室~第1.5回~ インターフェイス

さあ、ここからがShadeらしいインターフェイスです。
Partの項目は画面上には表現されません。すべてブラウザ上に反映されます。
まずパート。
実際に何か作り始めると、1つのオブジェクトで複数のシェイプを持つことになります。
それを整理するためにブラウザ上でパーツごとに分けることが出来るのです。
たとえばクルマなどを作ったとしましょう。
実際に制作すると、もともとブラウザ上にあるパートの中で「自由曲面」という名前が多数出てくることになります。
これではそれぞれがどのパーツなのかわからなくなりますね?
そこでこのパートを使って整理することが出来ます。
たとえばフロント右ドアとか、リアハッチとか。
自分の好きな名前をつけて整理していくことが可能なのです。
次に自由曲面。これは大変便利な機能です。
が、使い方説明は本編で^ ^
ちなみにShadeのシェイプはすべて「自由曲面」で表現されます。

はじめてのShade教室~第1.5回~ インターフェイス

そう引体と回転体を作成します。
回転体はある形をぐるっと1回転させたもの、そう引体はある形を引き伸ばしたものです。
たとえば円という形を回転させると(回転軸にもよりますが)リング状になりますし、
そう引すると円柱になります。

はじめてのShade教室~第1.5回~ インターフェイス

modify。
この説明は本編の中で行ないます。
それぞれの線形状を編集するための機能が詰まっています。

はじめてのShade教室~第1.5回~ インターフェイス

convert。
createので作成した球や、そう引体・回転体で作成したシェイプを「自由曲面」や「ポリゴンメッシュ」に変換します。

finish
modifyで行なった形状の変更を終了させるときに押します。

以上、よく使う項目についてざっとお話してきました。
次回よりいよいよ実際のモデリングに入っていきますが、
わからなくなった場合は、ここのページを参考にしてください。


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Posted by DeenNoel at 17:34│Comments(6)ものづくり
この記事へのコメント
そうそう、こういう説明がほしかったw
Posted by rika at 2008年03月28日 22:11
>rikaさん
うんうん、すっかり忘れてたwww
Posted by DeenNoelDeenNoel at 2008年03月28日 23:12
Deenさん、こんちわ!
とーってもわかりやすいです(^^)b
アナログ原人の私でも、何とかなりそーな
気がしてきましたw 
Posted by シルバー at 2008年03月29日 09:53
>シルバーさん
ブログのほうにも訪問してくれてありがとです^ ^
これからちょこちょこ更新していくので、わからないことがあったらどんどん質問してくださいね^ ^
Posted by DeenNoelDeenNoel at 2008年03月29日 10:29
そうそう、ツールが多すぎて混乱しちゃうけど、これなら理解できますね^^

ベジェ曲線を描くのは得意だけど、その前段階でくじけていましたw
ありがとうございます。
Posted by Sarah at 2008年03月29日 11:15
>Sarahさん
そそ、ツールが多いと混乱しちゃうんですよね。
「はじめてのShade教室」ではそのときのテーマにそったツール解説からはじめたいと思っています。
お楽しみに^ ^
Posted by DeenNoelDeenNoel at 2008年03月29日 14:35
 
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