2008年03月31日
はじめてのShade教室~第5回~ サイコロ3
回転体を使ってサイコロのベースを作る
折り返し地点に来ましたShade教室です。
今回は前回使用した回転体を使ってサイコロのベースの立方体を作ります。
サイコロを作るだけでしたら、実はこのような方法は用いません。
ですが、テクニックとしては大変重要な要素を含んでいます。
では、またまた今回使用するツールから^ ^

今回の手順は
1.createの「開いた線形状」で「コ」の字を描く。
2.「コ」の字を回転させる。
3.回転体によって出来た円を四角に変換。
4.角を切り落とす。
以上です。
では、早速はじめましょう。

まず、正面図で「コ」の字を描きます。
使用するツールは前回使いましたcreateの中の「開いた線形状」です。
すべての角を切り落とし処理しますので、あらかじめ切り落とし部分を作りましょう。
この「コ」の時のサイズですが、縦が2のとき、横は1.4くらいがベストです。
学校で習ってますよね?直角三角形の辺の比率。1:1:√2
今作っている「コ」の字は、サイコロを上から見たとき、
正方形の対角線にあたる部分になります。
その対角線の2分の1の長さになりますから、上記の比率で作成します。
必ず描画の終了にはダブルクリックを忘れないでください。
描画が終わりましたら、solidから回転体を選択し、この図形を回転させます。

このようなシェイプが出来上がりました。
とりあえずレンダリングしてみます。

平べったい円筒形が出来上がりました。

現在、ブラウザ上では「開いた線形状」が4つ並んでいます。
右クリックでブラウザの表示を切り換えて、

「閉じた線形状」が見えるようにします。
今、閉じた線形状が6つ並んでいます。
どれもが円の形をしていますね。
もっとも一番上と一番下の「閉じた線形状」は点のみです。
とはいえ回転体によって作られた図形ですので、実際にはサイズを持たない円の形を形成していると思ってください。
これらの円がすべて、正方形になればいいのです。
上の円(見た目は点)から作業を進めましょう。

modifyからアンスムーズを選択します。
最初は見た目が点でしかないので「???」ですが、2番目から図形の変化がわかると思います。
円だった図形が正方形(菱形)に変わりましたね。
6つともアンスムーズをかけていきましょう。

見た記憶のあるシェイプになってきました。
透視図の描画モードを「シェーディング+ワイヤーフレームに変えましょう。

この表示の切り換え方もこの教室で以前に解説しています。
ここまで終了すればあとは残りの4辺の角を切り落とすだけです。
この切り落とし方も以前に説明していますね。

残りの4辺を切り落としてサイコロベースが完成しました。
最後にレンダリングしてみましょう。

さて、次回ですが今回の回転体からアンスムーズの処理に加え、
形状編集モードをフルに使った回転体を作成します。
SNSのほうではクッションと書きましたが、ショットグラスのほうがわかりやすいという判断で、
作成する素材を変更します。
次回作成するレンダリング結果を貼って、今回は終了とさせていただきます。
折り返し地点に来ましたShade教室です。
今回は前回使用した回転体を使ってサイコロのベースの立方体を作ります。
サイコロを作るだけでしたら、実はこのような方法は用いません。
ですが、テクニックとしては大変重要な要素を含んでいます。
では、またまた今回使用するツールから^ ^

今回の手順は
1.createの「開いた線形状」で「コ」の字を描く。
2.「コ」の字を回転させる。
3.回転体によって出来た円を四角に変換。
4.角を切り落とす。
以上です。
では、早速はじめましょう。

まず、正面図で「コ」の字を描きます。
使用するツールは前回使いましたcreateの中の「開いた線形状」です。
すべての角を切り落とし処理しますので、あらかじめ切り落とし部分を作りましょう。
この「コ」の時のサイズですが、縦が2のとき、横は1.4くらいがベストです。
学校で習ってますよね?直角三角形の辺の比率。1:1:√2
今作っている「コ」の字は、サイコロを上から見たとき、
正方形の対角線にあたる部分になります。
その対角線の2分の1の長さになりますから、上記の比率で作成します。
必ず描画の終了にはダブルクリックを忘れないでください。
描画が終わりましたら、solidから回転体を選択し、この図形を回転させます。

このようなシェイプが出来上がりました。
とりあえずレンダリングしてみます。

平べったい円筒形が出来上がりました。

現在、ブラウザ上では「開いた線形状」が4つ並んでいます。
右クリックでブラウザの表示を切り換えて、

「閉じた線形状」が見えるようにします。
今、閉じた線形状が6つ並んでいます。
どれもが円の形をしていますね。
もっとも一番上と一番下の「閉じた線形状」は点のみです。
とはいえ回転体によって作られた図形ですので、実際にはサイズを持たない円の形を形成していると思ってください。
これらの円がすべて、正方形になればいいのです。
上の円(見た目は点)から作業を進めましょう。

modifyからアンスムーズを選択します。
最初は見た目が点でしかないので「???」ですが、2番目から図形の変化がわかると思います。
円だった図形が正方形(菱形)に変わりましたね。
6つともアンスムーズをかけていきましょう。

見た記憶のあるシェイプになってきました。
透視図の描画モードを「シェーディング+ワイヤーフレームに変えましょう。

この表示の切り換え方もこの教室で以前に解説しています。
ここまで終了すればあとは残りの4辺の角を切り落とすだけです。
この切り落とし方も以前に説明していますね。

残りの4辺を切り落としてサイコロベースが完成しました。
最後にレンダリングしてみましょう。

さて、次回ですが今回の回転体からアンスムーズの処理に加え、
形状編集モードをフルに使った回転体を作成します。
SNSのほうではクッションと書きましたが、ショットグラスのほうがわかりやすいという判断で、
作成する素材を変更します。
次回作成するレンダリング結果を貼って、今回は終了とさせていただきます。
