Shade教室 Tip集①

DeenNoel

2008年06月06日 14:21


えー、久々のShade教室です^ ^;
今回はSJ-01販売記念としてちょっとしたTipを紹介します。

今回作ったSJ-01ですが、メインボディはShadeで作ったスカプリを使用しています。
Shadeでものづくりをしたことがある人ならこのSH-01を間近に見たとき、
「?????」となるはず。




どういうことかと言うと、Shadeでスカルプを作ったとき必ず元の球形を維持しているからです。
このように長細いものでも天地左右に元の球形を維持したスペースがあり、
その球形の範囲内には近づくことが出来ません。

でも実際にはぎりぎりまで近づけますよね?
実はこれ、Shade上でのシェイプの作り方にコツがあるんです。

理由は簡単。
元のシェイプを作った後、シェイプのサイズを縦・横・高さが全て同じになるように
変倍を掛けているんです。
あとはSLにアップしてからそれぞれの軸ごとに縮小をかけてやります。
つまり、もともとの球を維持してスカルプにするのではなく、
楕円球にしちゃうわけですね。

元々の形が楕円球ならばその範囲内に近づくことが出来るのは当然。
ちょっとした発想の転換一つでこのようにエッジの効いた形を作ることも出来ます。

それと、11回でリング状のものは出来ないと書きましたが、
これも今では出来るようです。
ビューワバージョン1.20以降でこれは可能です。
つまりRC(Release Candidate)ですね。



オブジェクトにスカルプマップを貼ったあと、
その下のポップアップで「縫い目の形」を選択します。
このとき、「縫い目の形」に「トーラス」を選択するとリング状のものも作成できます。
是非お試しを^ ^
ものづくり