えと、
ちょこちょこ要望も出てきたのではじめます^ ^;
あくまで初心者対象ということで、簡単なシェイプの作り方からSLへのアップの手順までを、
数回に分けてやります。
実際に触ってみたいという方は
http://shade.e-frontier.co.jp/download/try.html
コチラから体験版をダウンロードしてみてください。
では、第1回のはじまりはじまり~~~
まず3Dの基礎から。
「めんどくせぇ~~~。」と思うかもしれませんが、これを知らないとShadeは扱えません。
まずは言葉の解説から。
以下にあげた言葉は今後も必ず出てきますので覚えておいてください。
シェイプ=3Dで作り上げた物の形です。
オブジェクト=ものの形(シェイプ)の集合体。
モデリング=3Dソフトを使い物の形をつくること。
レンダリング=実際に制作したシェイプやオブジェクトを画像や動画などに変換すること。
以上の4つ、まず覚えてください。
モデリングの方法で一般的だったのは「ポリゴンメッシュ」を使い、1点1点を動かして編集する方法です。
画像にもあるように沢山の直線で球が表現されています。
これらの線や線に囲まれた面、線の頂点などを
一つ一つ動かしてモデリングするのが「ポリゴンメッシュ」によるモデリングです。
画面上で粘土を触っていると言った方がわかりやすいかもしれません。
図は実際に線や点・面を動かして作った卵です。
これをレンダリングしてみると、
こうなります。なんとなく卵っぽいですが、なんか角が見えますね。
「ポリゴンメッシュ」による編集は網の細かさによってレンダリング結果が変わるのです。
実際に細かくしてみましょう。
ポリゴンメッシュをここまで細かくしてレンダリングすると、
こうなります。
先ほどより綺麗な画像になりましたね。
今回はポリゴンメッシュがどんなものか理解してもらうため、
卵という簡単な素材を使いましたが、実際のモデリングにはもっと複雑な形状が要求されるでしょう。
そうなったとき、今説明したように一つ一つの面、線、点を動かしていては
時間もかかりますし、どの面、線、点を動かせばよいのか混乱する場合も少なくありません。
そこでShadeのモデリングでは「自由曲面」を使用してモデリングします。
Shadeの編集画像を見てみましょう。
わかりますでしょうか?円が三つ、交差しているだけです。
これを実際にレンダリングしてみると、
こうなります。
?????の世界でしょうが、地球儀を思い浮かべてください。
地球儀には緯度と経度がありますね?
緯度は地球を東西に走る円弧、経度は南北に走る円弧です。
緯線は地球を輪切りにするような形ですので円の形をしていますが、
罫線は半円を描いています。
先ほど編集画面では三つの円といいましたが、
Shadeもこの地球儀と同じ考え方ですので、
4つの半円と1つの円(実際には三つなのですが)で球を表現します。
円弧という線の形と円という線の形、この交差によってShadeは球を表現しているのです。
ここまで3Dの基礎を書いてきましたが、
おそらく皆さん、「??????」の世界でしょう。
とりあえずShadeは線を編集してモデリングするんだということだけ理解してください。
次回は簡単なサイコロの作り方を2種類、説明します。
それを作ってみると今回の説明が理解できると思います。
では、次回作成するサイコロのレンダリング結果を貼って
第1回目は終了します。